つるの剛士、いつまでも胸に「ウルトラマン」魂を。
ずっとウルトラマンダイナ 〈価値観を揺さぶる1WEEK〉第2回
■今後の人生もウルトラマンダイナ
――ウルトラマンになったことで、私生活に変化はありましたか?
つるの:『ダイナ』放送当時は、それこそチビッ子が僕とまったく同じ髪形にしたり、親御さんから「アスカ隊員からウチの子どもに歯を磨くよう言ってやってください」とか言われたりして、すごい影響力だなと思いました。僕を見つめる子どもたちの目のキラキラ感もすごい。
だから、日常生活でも子ども達の前ではヒーローであり続けなければいけないという自覚が生まれました。子どもの前では絶対にタバコを吸わないし、信号無視なんかもしない。もちろん、警察沙汰や世間に迷惑をかけるような行為なんて絶対にしてはいけない。僕の行動ひとつで、子ども達の夢を壊したくないので。あとは、僕に話しかけに来てくれた子どもに「変身して!」とお願いされたら、どうやって対処しようかも常に考えていました。
そうした意識は『ダイナ』が終了してからも持ち続けていますし、きっと今後も変わらないと思います。ウルトラマンシリーズはこれからもずっと残りますから。だから、僕もずっとウルトラマンダイナ。もう悪いことは絶対にできないんです(笑)。
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